熱貫流率とは? わかりやすく解説

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熱貫流率

熱エネルギーが壁や窓ガラス通して温度の高い空間から低い空間へ伝わる現象熱貫流と呼ぶ。そのときに熱の伝わりやすさを表す数値が「熱貫流率」。面積1㎡あたり1時間あたりどれくらい(何キロカロリー)の熱が流れるかを表す。この数字小さいほど、熱を逃がしにくく暖房のききやすい冬暖かガラスといえる

低音域共鳴透過現象(熱貫流率)

複層ガラスのように2枚の板が中空を介して二重構造となる場合2枚の板が2つ質量となり、また中空層の空気がそれらをつなぐバネとなって振動する共振現象が起こる。このとき、透過損失質量則よりも低くなり、遮音性能低下する。この現象は、一般に低音域で生じるので、低音域共鳴透過現象と呼ばれる

断熱性能(熱貫流率)

断熱性能は、熱貫流率または熱貫流抵抗(熱貫流率の逆数)によって評価される
熱貫流率は室内外の温度差によってガラス窓通過貫流)する熱量大きさを表す。熱貫流率は小さいほど、熱貫流抵抗大きいほど断熱性優れている
単板ガラス比べて複層ガラス、Low-E複層ガラス真空ガラススペーシアなどは断熱性能が高い。


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