焼きならし(焼き準し)
熱間鍛造などによる結晶粒の粗大化や組織のムラを解消し、機械的性質や後工程の機械加工性を改善することを目的とした熱処理である。具体的には鉄鋼製品を900~930℃に加熱したあと空冷する処理で、浸炭焼入れされるトランスミッションギヤおよび高周波焼入れされるアクスルシャフトなどの機械加工を容易にするために、熱間鍛造後に行われている。
焼ならし
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/20 20:47 UTC 版)
焼ならし(やきならし、英語: normalizing)とは、鋼を所定の高温まで加熱した後、一般には空冷で、冷却して、金属組織の結晶を均一微細化させて、機械的性質の改善や切削性の向上を行う熱処理[1] [2]。焼きならし、焼き準し(やきならし)、焼準(しょうじゅん)とも表記する[3][4]。 本記事では日本工業規格、学術用語集に準じて、「焼ならし」の表記で統一する[1][5]。
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