烏介可汗とは? わかりやすく解説

烏介可汗

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/23 23:14 UTC 版)

烏介可汗呉音:うけかがん、漢音:おかいかかん、拼音:Wūjiè Kĕhàn、? - 846年)は、回鶻可汗国崩壊後の可汗崇徳可汗昭礼可汗の弟で、彰信可汗の叔父[1]。初めは特勤(テギン、Tägin)[2]だったが、回鶻可汗国が崩壊すると錯子山(陰山山脈)に割拠して可汗となった。原音はウゲ・カガン(Ügä Qaγan)[3]


  1. ^ 唐会要』巻98 迴紇
  2. ^ 特勤(テギン、Tägin)とは、突厥や回紇における皇太子もしくは王子に与えられる称号。たいていは可汗の兄弟に与えられる。
  3. ^ 山田信夫『北アジア遊牧民族史研究』
  4. ^ 「㕎」は「厂+盍」と書く。
  5. ^ a b 九姓回鶻の一姓。
  6. ^ 帳幕(ゲル)のこと。
  7. ^ 達干(タルカン、Tarqan)とは、テュルク系遊牧国家における官名。
  8. ^ 長城を越えて中国領内に侵入すること。
  9. ^ 『資治通鑑』巻第二百四十八
  10. ^ 『新唐書』では「黒車子(室韋)に殺された」とある。


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