昭礼可汗とは? わかりやすく解説

昭礼可汗

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/21 03:21 UTC 版)

昭礼可汗(しょうれいかがん、拼音:Zhāolǐ Kĕhàn、? - 832年)は、回鶻可汗国の第11代可汗[1]。名は不明。可汗号はアイ・テングリデ・クト・ボルミシュ・アルプ・ビルゲ・カガン(Ay täŋridä qut bolmiš alp bilgä qaγan)[2]といい、より昭礼可汗の称号(美称)を加えられた。即位前の称号は曷薩特勤(かつさつテギン)[3]。『旧唐書』では薩特勤薩特勤可汗と表記。


  1. ^ 資料によっては第10代。
  2. ^ 「月天の聖霊より幸を授かりし勇猛にして賢明なるカガン」の意。
  3. ^ 特勤(テギン、Tägin)とは、突厥や回紇における皇太子もしくは王子に与えられる称号
  4. ^ いわゆる「絹馬貿易」によって唐が馬と引き換えに回鶻へ渡す絹織物。回鶻はここで得た絹織物をさらにソグド人を介してシルクロード貿易に使い、西方のガラス製品や絨毯(じゅうたん)・壁掛け・香辛料などを手に入れていた。


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