炭酸ジエチルとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 学問 > 化学物質辞書 > 炭酸ジエチルの意味・解説 

炭酸ジエチル

分子式C5H10O3
その他の名称ヨウフィン、ジアトール、炭酸エチル、エチルカルボナート、Eufin、Diatol、Ethyl carbonate、Carbonic acid diethyl、Diethyl carbonate、Carbonic acid diethyl ester、Diethoxy ketone、Diethylcarbonate、DEC、Carbonic acid ethyl、ジエチルカーボネート
体系名:炭酸ジエチル、ジエトキシケトン、ジエチルカルボナート


炭酸ジエチル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/01/27 12:57 UTC 版)

炭酸ジエチル
Diethyl carbonate
識別情報
CAS登録番号 105-58-8 
ChemSpider 7478 
特性
化学式 C5H10O3
モル質量 118.13 g/mol
外観 無色の液体
匂い エーテル様の芳香臭
密度 0.975 g/cm3
融点

-43℃

沸点

126-128℃

への溶解度 難溶(1.88E4 mg/L)
溶解度 エタノールジエチルエーテルクロロホルムに可溶
危険性
EU分類 可燃性 (F)
Rフレーズ R11
Sフレーズ S9 S16 S29 S33
引火点 25℃
発火点 445℃
関連する物質
関連物質 炭酸エチレン炭酸ジメチル
特記なき場合、データは常温(25 °C)・常圧(100 kPa)におけるものである。

炭酸ジエチル(たんさんジエチル、: Diethyl carbonate)は、炭酸エタノールからなる炭酸エステル。常温(25℃)では、低引火点の無色の液体。溶媒や、リチウム電池電解液として使用される。

性質

常温では無色の液体であるが、25℃で引火点となることから、日本の消防法では第4類危険物・第2石油類に分類される[1]合成樹脂に対する侵蝕性がある[2]。エトキシカルボニル化剤や、ニトロセルロースの溶媒として利用される[1]

脚注



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「炭酸ジエチル」の関連用語

炭酸ジエチルのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



炭酸ジエチルのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
独立行政法人科学技術振興機構独立行政法人科学技術振興機構
All Rights Reserved, Copyright © Japan Science and Technology Agency
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの炭酸ジエチル (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS