澱粉で作るスライム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/16 05:18 UTC 版)
澱粉(片栗粉やコーンスターチなど)に水を適量(澱粉:水=3:2程度)加えると、液体のように見えて力が加わると固化する性質(ダイラタンシー)をもった、スライム状の物質ができる。これはウーブレック (oobleck) と呼ばれ、液体と固体の性質の違いや非ニュートン流体について説明する理科教材として使われている。 この名前は、アメリカ合衆国の作家ドクター・スースの童話『ふしぎなウーベタベタ(英語版)』(1949年)に登場する、天から降ってきたどろどろの物体にちなんで付けられた。 このスライムや、木工用ボンド(酢酸ビニル樹脂エマルジョン系接着剤)などに澱粉と少量の塩を加えて作られたものはグラーチ (glurch; glue+starch) とも呼ばれ、やはり教材や玩具として作られる。
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