漫画における作画崩壊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/31 17:20 UTC 版)
アニメだけでなく、漫画作品においても作画崩壊は起こりうる。90年代までの作品ではアニメ同様の「デッサン崩れ」といった作画崩壊が多かったが、近年の漫画作品においては「下描き状態」や「ベタ塗り・トーン貼りしていない未完成状態」での雑誌掲載が多くなっている。 そもそも、漫画の場合には「作者急病」「次号休載」といった形で、執筆が間に合わない場合には休載することが出来るため、アニメほどひどい作画崩壊が起こりづらい。またアニメとは異なり、基本的に漫画家と少人数のアシスタントのみでスケジュール管理を行うため制作進行しやすく、別部署のスタッフの遅れなどに影響されづらいことが挙げられる。 漫画の作画崩壊では、「ストーリー作り・ネーム作業の遅れ」「単行本作業」などにより作画時間が削られてしまった場合が多く、その他「作者の急病」「作者のモチベーション低下」なども少なくない。その他、「アシスタント確保ができなかった」なども起こりうる。
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