漫画における原稿用紙
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/17 07:06 UTC 版)
漫画・イラストなどの執筆に使う用紙も原稿用紙と呼ばれる。ケント紙・画用紙・模造紙・上質紙などを使う。 漫画専用の漫画原稿用紙があり、印刷に出ない薄い水色の線で版面や裁ち切り線、トンボ等が印刷されているのが特徴。見開き用の横倍寸の物もある。あらかじめ枠線が引かれているタイプもある。 上質紙の連量110 - 135 kgのものを使う場合が多い。原稿量が多い場合は薄い方が扱いやすいため薄い用紙を好む者もあるが、一方で薄い用紙ではスクリーントーンの作業を行う際にトーンナイフの刃が貫通してしまうことがあるため、厚い用紙を好む者もある。 同人誌では手頃なA4サイズの原稿用紙が用いられることも多いが、商業誌の場合はB4サイズの原稿用紙を用いるのが一般的である。線の荒が目立たなくなることや高密度に描き込めるなどの理由で、印刷の際は縮小されることが普通であり、原寸印刷は稀である。
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