溶接用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/10 21:08 UTC 版)
溶接用は、スパッタ(=溶接時に飛散する溶融金属の微小粒子)が手や腕に飛んで火傷をおこしたり衣類が燃えたりしないように用いられ、一般に皮革製やガラス繊維製などで、色は灰色もしくは茶色、前腕のなかばまでの長さがある「長手袋」型になっているものが多く、肘あたりまで覆う長いタイプもある(手だけ覆うような、短くて安価なものも一応は販売されているが、スパッタは数十センチ程度、前腕のどこにでも飛ぶことがあるので、そうなれば一発で火傷したり服に穴があくので、一般に溶接の教科書などでは短い手袋は推奨されていない。)特にアーク溶接用は、作業者が感電しないように絶縁性(電気を通さないこと)も重要なので、それに配慮した素材が選ばれ、アルミ素材などは一般に選ばれない。 溶接用の耐熱手袋の一例 溶接用の耐熱手袋の一例
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