源和子とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 源和子の意味・解説 

源和子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/30 14:01 UTC 版)

源 和子(みなもと の わし、生年不詳 - 947年8月10日天暦1年7月21日〉)は、醍醐天皇女御[1]正三位に叙せられた[1]。名前はかずことも読まれる[1]

平安時代前期、光孝天皇皇女として生まれた[1]。生年は分からない[1]。885年(仁和元年)、源朝臣姓を与えられ、皇族の身分を離れた(臣籍降下[1]。その後、醍醐天皇の女御となり、延喜年間に親王3人と内親王3人を産んだ[2]。すなわち903年(延喜3年)に慶子内親王を、906年に常明親王を、翌907年に式明親王を、910年に有明親王を、918年に韶子内親王を、921年に斉子内親王を産んだ[1][3]

承香殿を居所とし承香殿の女御と称される[1]。和子在世時の承香殿は女房として仕えた承香殿中納言や歌人の承香殿俊子(としこ)らによっていわば文学サロンとなっていたことが『後撰和歌集』や『大和物語』の記述によって知られている[1]。没年は天暦1年閏7月10日説もある[1]

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i j 谷口美樹「源和子」『朝日日本歴史人物事典 』朝日新聞出版コトバンク。2023年3月20日閲覧。
  2. ^ 源和子」『デジタル版 日本人名大辞典+Plus』講談社、コトバンク。2023年3月20日閲覧。
  3. ^ デジタル版 日本人名大辞典+Plus』講談社、コトバンク。2023年3月21日閲覧。

関連項目




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  源和子のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「源和子」の関連用語

源和子のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



源和子のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの源和子 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS