満91歳での3作同時発表
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/27 09:51 UTC 版)
「だるまちゃん」の記事における「満91歳での3作同時発表」の解説
2018年1月、作者満91歳にして第9~11作となる『かまどんちゃん』『キジムナちゃん』『はやたちゃん』の3作が描き下ろしで発表された。これら3作品のそれぞれには加古の社会的メッセージが込められており、だるまちゃん達が火災を食い止める『かまどんちゃん』は東日本大震災の犠牲者への追悼と福島第一原子力発電所事故への警鐘を、沖縄を舞台とした『キジムナちゃん』は戦中戦後の県民の労苦への謝意と応援を、そして『はやたちゃん』は東日本大震災と福島原発事故の被災者への鎮魂と慰霊を表したとしている。3作の出版から約4か月後の2018年5月2日、加古里子は慢性腎不全により満92歳で死去し、この3作が自ら作画の筆を執った最後の作品となった。
※この「満91歳での3作同時発表」の解説は、「だるまちゃん」の解説の一部です。
「満91歳での3作同時発表」を含む「だるまちゃん」の記事については、「だるまちゃん」の概要を参照ください。
- 満91歳での3作同時発表のページへのリンク