満洲国軍創設当時(1932年4月)
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1932年(大同元年)4月15日公布の「陸海軍條例」(大同元年4月15日軍令第1号)により、満洲国の国軍が創設された。当初は当時の奉天軍閥の軍に日本軍から派遣された満洲国軍軍事顧問を据えただけの構成であり、その主要任務は「國内ノ治安竝ニ邊境及江海ノ警備」(陸海軍條例第1條)であった。 また、同年9月15日締結の「日満議定書」には、満洲国の国防を満洲と日本の共同で担うべく、日本軍(ここでは関東軍)の駐屯を公式に認めている。これによって「関東軍」と「関東軍の支援軍としての満洲国軍」が公式に成立した事になる。このように満洲国はその防衛のほとんどを日本軍が担っていた。
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