游築五号仮名
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/10 04:08 UTC 版)
後期五号と呼ばれる本文用活字の系統に属するものを翻刻したもの。五号は10.5ポイントに相当する。鳥海修によるデザイン。活字書体設計師・今田欣一によると、鳥海は岡本米藏著『簞笥』(1917年)と帝國軍人敎育會『震天動地 世界大戰史』を資料にしたという。鳥海は「修正時の心構えとしては、書道でいうところの意臨に近いものであって、双鉤塡墨の復刻ではなく傾きや黒さ、個々の大きさの調整まで行った」と述べている。
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