測定の注意
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/15 08:56 UTC 版)
欧州リウマチ学会からANA測定の25項目のリコメンデーションが示されている。それによると臨床の現場で汎用されているHEp-2細胞(ヒト喉頭癌由来培養細胞)を基質としたFANAでは160倍以上を陽性とすること。FANA結果の記載には必ず陽性と判断した希釈倍率と染色型を併記する。特異的なANAの場合、測定した抗体がどのような方法で測定されたのか併記すること。全身性エリテマトーデスにおける抗DNA抗体など繰り返し測定する抗体は同じ方法で行うこと。FANAの結果に関わらず、病態と関連が報告されている自己抗体は(SLEの妊娠合併症と抗SS-A/Ro抗体や抗リン脂質抗体など)は必要に応じて別途測定することなどが記載されている。
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