海外のバックホー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/09 23:54 UTC 版)
英語の「backhoe」は「back」(後部)と「hoe」(鍬、くわ)が語源である。なぜバックなのかについては、以前に多く用いられていた前方へすくい取るローディングショベルに対し、手元側(後方)へ掘り取るからだとも、あるいは後述のようにトラクターの後部に装着する作業装置が元だからだとも諸説ある。 日本で一般的にバックホーと呼ばれる建設機械は、無限軌道あるいは車輪を備えた走行装置上部の車体全体を旋回させる機能を有するのが特徴であり、これは英語ではエクスカベータ(excavator)と呼ばれる。 これに対して海外でバックホーと呼ばれる物は農耕用トラクターから派生した建設機械で、前方にローダーバケット、後方にバックホーを備え、バックホー・ローダーとも呼ばれる。最初のバックホー・ローダーは1953年にイギリスのJCBによって作られた。また日本ではほとんど見かける事はないが、外国製の農耕用トラクターでは、後部に装着する作業機としてバックホーをオプションで設定していることがある。
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