海外でのエイズワクチン開発
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 10:28 UTC 版)
「奥田研爾」の記事における「海外でのエイズワクチン開発」の解説
国内でのワクチンの臨床開発を断念した後、中国で約20年間に渡りエイズワクチンなどの共同臨床開発を行った。共同臨床開発においては、サルを使用した実験でエイズワクチンの有効性も認められた。その間、習近平元国家主席が広東省長だった当時、田中誉志夫氏(貿易商社会長)が同席する中でワクチンの共同研究の要請を受けるといった出来事もあった。 インドではモディ首相と面会し、カディラ製薬会社とともにエイズワクチンの共同研究を3年ほど行い、DNAワクチン作製法を教えた。当時の研究は、現在ではカディラグループによるコロナワクチンの生産に活かされている。 なお、科学技術振興事業団の出願のもと、組換えワクシニアウイルスを用いたHIVワクチンの特許を取得している。
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