海士町の状況
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/20 06:30 UTC 版)
島根県隠岐郡海士町は隠岐諸島の島前にある町であり、中ノ島全域を町域とする1島1町の自治体である。島根半島からの距離は約60kmであり、松江市の七類港や鳥取県境港市の境港から高速船で約2時間である。海士町の面積は33.46km2、2015年度末の人口は2,344人である。住民の約40%が65歳以上と、少子高齢化が進んでいる。 主産業である漁業の不振から、2000年代前半の海士町は財政破綻寸前の状況に陥っていた。2002年(平成14年)に山内道雄が町長に就任すると、山内は「ないものはない」を合言葉に大胆な地域振興策を打ち出し、教育面では公立学習塾「隠岐國学習センター」の設置や、ICTを活用した遠隔授業の採用などを行っている。今日の海士町は、地域再生・地域活性化の先進的事例として引き合いに出されることも多い。
※この「海士町の状況」の解説は、「海士町中央図書館」の解説の一部です。
「海士町の状況」を含む「海士町中央図書館」の記事については、「海士町中央図書館」の概要を参照ください。
- 海士町の状況のページへのリンク