海上保安庁と自衛隊の出動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 14:04 UTC 版)
「九州南西海域工作船事件」の記事における「海上保安庁と自衛隊の出動」の解説
通報を受けた海上保安庁は、これを捕捉すべく追尾することとし、第十管区(鹿児島)、第十一管区(那覇)本部の稼動可能な航空機および巡視船艇を出動させた。 海上保安庁は、事件発生後まもなく、第十管区(鹿児島)及び鹿児島海上保安部に捜査本部を設置し、事件の全容解明に向けた捜査を開始した。また、第七(福岡)、第八(舞鶴)管区などにも警戒態勢をとらせた。現場に向かった巡視船艇は24隻、航空機は14機に及んだ。 海上自衛隊も、情報を受けて佐世保地方隊の一部に緊急出航を命じた。11時20分に佐世保基地から護衛艦「こんごう」、「やまぎり」(第2護衛隊群所属)を現場へ向かわせている。日本国政府からは、海上自衛隊の特別警備隊(SBU)に出動待機命令が発令された。
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