流れ止め
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/17 16:54 UTC 版)
スキーのセイフティビンディングには、解放時にスキー板が流れるのを防止するためのスキーブレーキがヒールピースに備えられている。また国際スキー連盟(FIS)におけるアルペン競技用ビンディングにはスキーブレーキの装着が義務となっている。スキーブレーキを備えていない場合は流れ止め(リーシュコードとも)と呼ばれる長いひもで身体とビンディングを繋留し、外れたスキー板が流れ続けないようにする。山岳スキーやバックカントリースキーの場合は転倒時に外れたスキー板を紛失したり回収が困難になったりするため、スキー板の回収を容易にする目的と遭難防止の点から、以前よりスキーブレーキを備えたスキー板でも流れ止めを使う山岳スキーヤーは多く、かつ命を守るための必須アイテムとなっている。
※この「流れ止め」の解説は、「ビンディング」の解説の一部です。
「流れ止め」を含む「ビンディング」の記事については、「ビンディング」の概要を参照ください。
- 流れ止めのページへのリンク