派川大柏川
派川大柏川
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/06 14:11 UTC 版)
派川大柏川は全区間が一級河川に指定されている。かつては大柏川の洪水を分散する役割を果たしていたが、現在は専ら自己流域のみを受け持っている。真間川流域整備計画において河川改修事業は未着手のままであり、今後の河川改修も大柏川の本川を優先して行う方針となっている。そのため暫定的な治水対策として、1988年(昭和63年)に洪水浸水被害対策のため東菅野5丁目に東菅野暫定調整池(貯留量5,656立方メートル)が設置された。 川の両岸は矢板で保護されているが、河川幅はわずか4mほどで両脇の小さな歩道上に民家が密集している。河川整備を進めるため、1998年(平成10年)から2000年(平成12年)まで地域住民や地権者を対象に説明会を開いた後に、河川管理用通路の用地取得を進めている。また水質汚濁による悪臭やユスリカ発生、雑草の繁茂などの問題があるため、後述のような水質対策が行われている。
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