活性部分
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/11 08:31 UTC 版)
薬理学では、活性部分(英: active moiety)とは、分子またはイオンの(不活性部分を除いた)部分であり、原薬の生理活性または薬理活性に関与するものである。原薬の不活性部分には、エステルのアルコール部分や酸部分、塩(水素結合や配位結合を有する塩を含む)、または他の非共有結合(英語版)誘導体(錯体、キレート、クラスレートなど)が含まれることがある。親薬物はそれ自体が不活性なプロドラッグの場合もあり、活性部分は親薬物から遊離型で放出されると活性化する。
※この「活性部分」の解説は、「部分 (化学)」の解説の一部です。
「活性部分」を含む「部分 (化学)」の記事については、「部分 (化学)」の概要を参照ください。
- 活性部分のページへのリンク