泉佐野市立小中学校における回収措置
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 20:56 UTC 版)
「はだしのゲン」の記事における「泉佐野市立小中学校における回収措置」の解説
2013年11月、大阪府泉佐野市の千代松大耕市長は作品において「きちがい」「乞食」「ルンペン」などの差別的表現が多く何らかの対応が必要と教育長に伝えた。教育長は市立小中学校全18校の所蔵を調査し、市長の要請として図書室から校長室に移すよう口頭で指示した。2014年1月には、泉佐野市教委は市立小中学校18校のうち蔵書として所有する13校から128冊を回収・保管した。2014年1月23日、市立校長会は「特定の価値観や思想に基づき、読むことさえできなくするのは子どもたちへの著しい人権侵害」として、回収指示の撤回と返却を求める要望書を教育長に提出。これを受け、3月20日、泉佐野市教委は児童生徒に同じ言葉を使わないよう指導する方針を決定し各校に図書を返却した。
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