沿岸の建造物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/25 09:57 UTC 版)
「ステウンス・クリント」の記事における「沿岸の建造物」の解説
2008年にステウンスの要塞が冷戦博物館として一般公開された。博物館の特色は軍備の大規模な展示と、要塞地下施設での1時間半ほどのガイド・ツアーである。地下施設には1.6 km のトンネル群、居住区、司令部などがあり、病院や礼拝堂も備わっている。また、15センチ砲2門のための補給廠2棟も残る。トンネル群は地下18 m から20 m の深さで、ステウンスの白亜層に穿たれている。最高機密であったこの要塞は1953年に建造されたもので、2000年まで実際に稼動していた。 ステウンスの断崖の上には、西暦1200年に遡る旧 Højerup 教会 (Højerup Gamle Kirke) が建っている。この教会からの階段を通って崖に行くことも出来る。この教会には浸食の結果、断崖が迫り、1928年の地すべりでは内陣が崩壊し、崖下に転落した。これにかわる新しい教会 (Højerup Kirke) は1913年に崖から300 m のところに建てられた。
※この「沿岸の建造物」の解説は、「ステウンス・クリント」の解説の一部です。
「沿岸の建造物」を含む「ステウンス・クリント」の記事については、「ステウンス・クリント」の概要を参照ください。
- 沿岸の建造物のページへのリンク