沈没の合法性
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/06 09:28 UTC 版)
「アセニア (客船・2代)」の記事における「沈没の合法性」の解説
アセニアは非武装の旅客船であったため、潜水艦を含むすべての軍艦が商船を停止して検疫することは許されていても、船が禁制品を積載していない限り、拿捕や沈没を禁止するハーグ条約および1930年のロンドン海軍軍縮会議に違反していた。仮に沈没させたとしても、その場合は優先的に乗客・乗員を安全な場所に輸送することが求められた。ドイツは1930年の条約に署名していないが、1936年のドイツの拿捕船規則ではその制約を踏襲している。U-30のレンプはこれらのことをまったく行わず、警告なしに攻撃することを選んだ。
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