江陵名物の草堂豆腐
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/14 21:19 UTC 版)
草堂(チョダン)とは朝鮮王朝時代の文人、政治家の許曄(きょ・よう、 ホ・ヨプ)の号である。韓国の観光地、江陵市には草堂洞(チョダン村)というところがある。ここにはかつて許曄が住んだとされ、今でもその家が残されている。許曄はグルメとしても知られ、当地の水で豆腐を作らせたところ、大変に美味しく評判になったという。草堂洞には江陵の海水を使う伝統的な製法で作られた草堂豆腐を食べさせるレストランが並んでいる。味付けはお好みで適量の醤油をかける程度。固めていないスンドゥブ、固めたモドゥブ(모두부)とも、香り豊かな味わいを楽しめる。許曄の子供には、朝鮮時代には珍しい女流詩人の許蘭雪軒(きょ・らんせつけん、ホ・ナンソロン)、ハングル最初の小説『洪吉童伝』を書いた許筠(きょ・いん、ホ・ギュン)がいる。
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