江戸六阿弥陀
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/11 12:42 UTC 版)
六阿弥陀めぐりは、江戸時代から庶民の行楽も兼ねて江戸近郊の寺の六体の阿弥陀如来を巡るというもので、明治時代あたりまで続いていたと言われている。恵明寺にも、江戸六阿弥陀の一つとして明治時代までには彼岸の頃を中心に多くの人が訪れていたと言われている。 1876年に延命寺が恵明寺に合併した後も、境外仏堂として旧地に安置されていたが、1910年に荒川放水路が作られると、仏堂がその河川の敷地にあたることになり、現在地に移転したと言われている。 阿弥陀像は高さは87cmで行基作とも伝わるが、その特徴から鎌倉時代以降の作とされる。1982年に足立区有形文化財に登録された。
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