汎スラヴ主義の残滓
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/01 10:11 UTC 版)
バルカン戦争とロシア革命により汎スラヴ主義はまとまりを失って失敗に終わるのであるが、その成果として以下の二国の建国を挙げることができる。 また、2022年のロシアによるウクライナ侵攻におけるプーチン政権の主張の一つ、「ウクライナ人とロシア人は単一民族だ」というのも、汎スラブ主義が東スラブ世界において形を変えて出てきたものとみなすこともできよう。確かに両民族はとても近い関係ではあるが、当のウクライナ人がロシア人と同一ではないと考えている限り、同一民族とは言えないであろう。
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