水経
水経
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/16 09:37 UTC 版)
その名の通り、本書は『水経』に対する注釈であり、本文も、「経」文に対する「注」文で構成されている。『水経』は、前漢代の桑欽の撰とされる(『唐六典』による)。但し、『隋書』「経籍志」には撰者を記さず、『旧唐書』「経籍志」では、『隋書』では注者とする晋代の郭璞を撰者としている。『通典』では、地名表記を考証した結果、後漢の順帝以後の成立と述べている。清朝末期の考証学者、楊守敬(1839年 - 1915年)は、更に下って、三国の魏の時代の成立としている。
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