氣囊とは? わかりやすく解説

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き‐のう〔‐ナウ〕【気×嚢】

読み方:きのう

鳥類の肺に付属する薄膜の袋。中に空気蓄えて体を浮きやすくさせ、また呼吸助けるなどの働きをする。

昆虫気管一部拡大して袋状となったもの。

飛行船気球の、浮揚のためのガス入れる袋。ガス袋。

気嚢の画像

気嚢

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/16 15:35 UTC 版)

気嚢(きのう、: Air sacs)は、鳥類が備えている呼吸器官。空気を吸う経路と吐く経路を分け、新鮮な酸素を貯蔵する役割を担う。鳥類の祖たる恐竜にもほぼ同様の器官が存在したことが研究によって示唆されている。


  1. ^ a b 長谷川政美、「系統樹をさかのぼって見えてくる進化の歴史」p102ほか、2014年10月25日、ベレ出版、ISBN 978-4-86064-410-9
  2. ^ フランク・B.ギル著、山階鳥類研究所訳、山岸哲日本版監修『鳥類学』、283頁。
  3. ^ トカゲの肺も「一方通行」、鳥と同じ
  4. ^ Emma R. Schachner, et al., "Unidirectional pulmonary airflow patterns in the savannah monitor lizard", ""Nature"" volume 506 (2014), p367–370


「気嚢」の続きの解説一覧

気嚢(きのう、英:air sac)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 06:47 UTC 版)

鳥類用語」の記事における「気嚢(きのう、英:air sac)」の解説

肺の一部にあたる呼吸器鳥類効率的に酸素を得ることができる呼吸器を持つことにより、酸素濃度の薄い上空を飛ぶことも可能となった詳しくは気嚢および肺#鳥類の肺を参照

※この「気嚢(きのう、英:air sac)」の解説は、「鳥類用語」の解説の一部です。
「気嚢(きのう、英:air sac)」を含む「鳥類用語」の記事については、「鳥類用語」の概要を参照ください。

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気嚢

出典:『Wiktionary』 (2018/07/06 03:00 UTC 版)

名詞

(きのう)

  1. 鳥類見られる呼吸器官で、気管に繋がるふくろ状のもの。呼吸働き補助をする。恐竜にもあったと推定されている。
  2. 昆虫見られる呼吸器官気管由来し嚢状である。気管嚢とも。

関連語

翻訳


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