民話:猫の王様
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 05:11 UTC 版)
詳細は「en:The King of the Cats」を参照 1人の農民が満月の夜帰宅の途に着いていた。 村境のある橋の上に猫が集まっていたので好奇心からこっそり様子を伺ってみたところ、猫たちが葬式のような行事を行い人間の言葉でしゃべっているのに仰天する。 猫たちは「猫の王様が死んだ」と意味不明な話を交わした後一匹残らずどこかへ逃げ去ってしまった。 不思議な気持ちを抑えきれず翌日妻にその話をしていたところ、暖炉のそばで眠り込んでいた愛猫が飛び起きた。 「何だって!?それならぼくが次の王様だ!!」 猫は叫ぶと煙突から風のように外に飛び出して行き、二度と帰ってはこなかった。 男が墓掘り番人で当日の夜に妻にその話をするとされることや、猫達から知らない人物(愛猫のケット・シーとしての名前)への伝言を頼まれたので相談したとされることもある。
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