比較の表現とは? わかりやすく解説

比較の表現

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/31 18:24 UTC 版)

ラテン語の文法」の記事における「比較の表現」の解説

形容詞は英語と同じく原級比較級・最上級がある。最上級形容詞名詞第1・第2格変化に、比較級第3格変化それぞれ倣って格変化する。 文章中で、比較対象次の3つの方法表される。 quamを用いる(英語のthan)。比較した双方の語の文法上の格一致させる一部分全体に対して比較するときは、属格(「部分の属格」)を用いる。 奪格(「比較奪格」)を用いる。 例: Cornēlia est fortis puella「コルネリア勇敢な少女だ」 Cornēlia est fortior puella quam Flāviaコルネリアフラヴィアよりも勇敢な少女だ」(quamを使用Cornēlia主格なのでFlāvia主格になる) Cornēlia est fortior Flāviā「コルネリアフラヴィアよりも勇敢だ」(Flāviāは奪格表現されている) Cornēlia est fortior puellārumコルネリア少女たちに比べて勇敢だ」(比較対象集団なので、部分の属格用いられている) Cornēlia est fortior puella「コルネリアどちらかというと勇敢な少女だ」(比較対象はない) Cornēlia est fortissima puella omnium/inter omnēs/ex omnibusコルネリアはその全員のうちで最も勇敢な少女だ」(omnium部分の属格inter omnēsは「全員のうちで」。ex omnibus全員から見て」) 比較表現規則変化原級比較級最上級exter, -a, -um exterior, -ius extrēmus, -a, -um longus, -a, um longior, -ius longissimus, -a, -um brevis, -e brevior, -ius brevissimus, -a, -um pulcher, -chra, -chrum pulchrior, -ius pulcherrimus, -a, -um superus, -a, -um superior, -ius suprēmus, -a, -um 比較表現不規則変化原級比較級最上級bonus, -a, -um melior, -ius optimus, -a, -um magnus, -a, -um māior, -ius maximus, -a, -um malus, -a, -um pēior, -ius pessimus, -a, -um multus, -a, -um plūs; pl. plūres, plūra plūrimus, -a, -um parvus, -a, -um minor, -us minimus, -a, -um

※この「比較の表現」の解説は、「ラテン語の文法」の解説の一部です。
「比較の表現」を含む「ラテン語の文法」の記事については、「ラテン語の文法」の概要を参照ください。

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