比較できる原子の数が異なる場合は空原子を置く
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/22 02:31 UTC 版)
「カーン・インゴルド・プレローグ順位則」の記事における「比較できる原子の数が異なる場合は空原子を置く」の解説
比較対象の原子が存在しない場合には原子番号0の原子(空原子)が結合しているものと扱う。例えばアンモニオ基 (−N+H3) とアミノ基(−NH2)の場合を述べる。2つとも結合位置の原子は窒素で同じであるので窒素に結合している原子で比較する。するとアンモニオ基もアミノ基も水素しかないのでこのままでは決めようがない。そこでアミノ基には2つの水素以外に空原子が1つ結合しているものとして比較する。最下位はアンモニア基でH(原子番号1)、アミノ基で空原子(原子番号0)なのでアンモニオ基の方が順位が高いということになる。
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