殷の君主
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/13 03:49 UTC 版)
帝乙(ていいつ) 殷の30代目の王。諸侯の期待を受ける寿王(後の紂王)を後継者に定める。今わの際に、寿王が泰平の世では才気を持て余すのではないかと案じ、その不安は後に現実となる。 紂王(ちゅうおう) 殷の31代目の王。帝乙の第三皇子。幼名を「季子(きし)」、皇太子即位時の名を「寿王(じゅおう、「受王」とも表記)」、王即位時から「紂王」を称する。 文武両道に優れていたが、才気があるために泰平の世を退屈に感じ、刺激を求める。妖怪に憑依された妲己を後宮に迎えてからはその色香と甘言に惑わされ暴君と化し、諫めようとする多くの忠臣を謀殺、最期には兵や首都の領民すら見放され、自害して果てた。
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