殉職警官
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/18 03:36 UTC 版)
「南長崎6丁目警察官殺害事件」の記事における「殉職警官」の解説
M警部補(殉職に伴いニ階級特進。以下警部補と記述する)は登山が趣味の心優しい性格の警察官で同僚からの信頼も厚く、住民からは柔道で鍛えたがっしりとした体格から親しみを込めて「金太郎さん」と呼ばれていたという。刑事志望で同僚らに「刑事になりたい」とよく話していた。司法解剖の為、M警部補の遺体が東大病院に搬送される際には70人の目白署員が見送ったという。また、M警部補は事件のあった1984年だけで目白署長からの表彰を97回受けていた。目白署長は事件後の記者会見で、 「断腸の思いです。私としてはよくやってくれたとしかいいようがありません。この上は一日も早く犯人を逮捕してM君の霊に報いたい。」 と語った。 M警部補が当時着用していた制服及び警察手帳等の装備品は現在警察博物館の殉職者顕彰コーナーで展示されている。
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