武田修一郎(たけだ しゅういちろう)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 05:08 UTC 版)
「9番目のムサシ」の記事における「武田修一郎(たけだ しゅういちろう)」の解説
「MISSION2」で数年前の晩秋に起きた父親との和解に至る事件と、謎の少女「篠原桂」に想いを告げることなく一週間で終焉を迎えた初恋の日々を回想する。市立緑ヶ丘第一中学校に在籍してアウトロー気取りだった中3(15歳)のころ、去年日本に来たばかりの帰国子女でオッサンみたいな口調の変な転入生として中学校に潜入し、日本の学校での初めての任務に臨む濃紺のセーラー服を纏う14歳の篠原(篠塚)と知り合う。家庭を顧みない父親に反発して自身は愛されていないと思い込み、篠塚に恋していることを否定しようとするあまり誰もいない虚空に向かって叫んだり、傍目には奇行と映る言動が目立つ。殺されかけるも「UB」に保護された父親の持つ証拠のテープはそのままでは使えず、補正して完全にするまでの一週間を守ると告げられるが、父親に対する人質として狙われていると警告する篠塚を父親の手先だと拒絶して自暴自棄で喧嘩を吹っ掛けた三井たちを巻き添えにしてしまい、父・修をおびき寄せて殺害を企むナミリアの暗殺実行部隊に拉致される。殺されることを覚悟の上で駆けつけた父親の心情を知り、「UB」のエージェントであることを明かして敵を倒した篠塚に救われた。意地を張って恋心を認めようとしなかったため、そんな葛藤を知るには精神的に幼い鈍すぎる篠塚に気づいて貰えぬまま、任務終了により実行部隊を一掃した翌日に彼女が去ったことで失恋した。篠塚が去った後も頑なに否定し、三井に「とんでもない女に惚れたな」と言われても恋を認めようとしなかった。
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