正室:常法院殿
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 21:28 UTC 版)
『一柳家史紀要』によれば、正室は法号「常法院殿妙祝日栄大姉」、寛永11年(1634年)8月10日没。墓所は鈴鹿市西条の妙祝寺で、東京都杉並区の妙祝寺にも「招魂碑」がある。『一柳家史紀要』によれば、鈴鹿と東京の妙祝寺はともに日栄大姉を開基に据えているという。 東京の妙祝寺によれば、この寺は寛永5年(1628年)に日栄大姉が不動尊の霊験に感銘し、麻布桜田町(現在の東京都港区六本木)の藩邸内に設けた仏堂が起源で、没後に「日栄山妙祝寺」の山号・寺号を称するようになったという。東京の妙祝寺はその後一柳家の菩提寺の一つとなった。 鈴鹿の妙祝寺も、一柳氏およびその後に神戸藩主となった石川氏の菩提寺である。
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