歌詞とテーマ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 13:54 UTC 版)
「662 BPM BY DG」の記事における「歌詞とテーマ」の解説
当初製作された曲の中でスラッシュメタルをテクノで構成した「JB・ザ・スラッシャー」という曲があったが最終的に没になった。しかし、この着想から同グループの当時のコンセプトは「スラッシュ・テクノ」となり、90年代のパンク、デジタルハードコアを志向していた。また、当初は人生の延長線上にある音楽性であったが、ナパーム・デスなどのグループからの影響やハウス、ヒップホップを導入し、「打ち込みでも力強い音でありたい」と志向したことが人生との最大の違いであると石野は語っている。 収録曲の内、「N.O.」の原曲「無能の人(LESS THAN ZERO)」は、人生時代の自身のことを歌詞にしたという。これは自身にとって初めて心情を歌った曲であり、石野自身にも特別な曲であるとして「好きな曲ですね」と語っている。また、歌詞に関してはコミカルなものはやめ、物語のような歌詞や「短くてズバリと言えるような歌詞」を書いていきたいとも語っている。 タイトルに関して、「662BPM」とは収録されている楽曲のそれぞれのBPMを単純に総て足した数値から来ていると一般的には言われている。ただし、ライナーノーツに記載の各曲のBPMを足し合わせると合計622BPMとなり、BPMの記載がない6曲目の「LEE」が40BPMでなければならない。また、BPMが記載されている図表では、12曲目の120BPMを後から足してTOTAL662+120との記載になっている。このことについて石野卓球は「全部の曲を足したBPMをタイトルにしたんだけど、計算を間違っていた」と語っている。
※この「歌詞とテーマ」の解説は、「662 BPM BY DG」の解説の一部です。
「歌詞とテーマ」を含む「662 BPM BY DG」の記事については、「662 BPM BY DG」の概要を参照ください。
- 歌詞とテーマのページへのリンク