樹液に由来するもの
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/11/28 05:45 UTC 版)
「未精製の甘味料の一覧」の記事における「樹液に由来するもの」の解説
ある種の樹液は乾燥または沸騰によって濃縮され甘味料にされる。 きび砂糖(can suger)、サトウキビジュース、サトウキビシロップ、糖蜜などは、サトウキビの茎から抽出された甘い汁から作られる。 スイートソルガムシロップ(Sweet sorghum syrup)は、サトウモロコシ(特にS. bicolor)の茎から抽出された甘い汁から作られる。 トウモロコシ糖(Mexican or maize sugar)は、緑色のトウモロコシの茎の汁を沸騰・濃縮して作られる。 アガベシロップ(Agave nectar)は、テキーラアガベ(Agave tequilana)を含むリュウゼツラン属植物の樹液から作られる。 バーチシロップ(Birch syrup)は、白樺の樹液から作られる。 メープルシロップ(Maple syrup)、メープルタフィー、メープルシュガーなどは、サトウカエデの樹液から作られる。 パームシュガー(Palm sugar)は、さまざまなヤシの花茎から集めた樹液で作られる。この製法で最も重要な種はインディアンデートパーム(Phoenix sylvestris)だが、パルミラ(Borassus flabelliformis)、ココナッツ(Cocos nucifera)、トディ(Caryota urens)、ゴムチ(Arenga saccharifera)、ニパ(Nypa fruticans)なども用いられる。 サトウマツ(Sugar Pine)の樹脂。アメリカ合衆国のナチュラリスト、ジョン・ミューアはメープルシュガーよりも優れていると考えていた。 マンナトネリコ(manna ash)の抽出物は、マンノースとマンニトールを含んでいる。
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