横浜から横須賀間
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 23:25 UTC 版)
横浜から横須賀間が国道に指定されたのは、1887年(明治20年)のことであり、同年7月2日の勅令第28号によって各地の鎮守府に至る道路は国道とされることに決まり、同年7月8日に「国道45号」(東京より横須賀鎮守府に達する路線)として指定された。この路線は現在の国道15号とほぼ同じである当時の「国道1号」(東京より横浜に達する路線)と重複しており、同路線を延長するものであった。1920年(大正9年)施行の旧道路法に基づく路線認定では、旧国道45号がそのまま「国道31号」(東京市より横須賀鎮守府所在地に達する路線)となり、1952年(昭和27年)12月4日の新道路法に基づく一級国道の路線指定で「一級国道16号」(横浜市 - 横須賀市)に指定された。一級国道16号の当初の終点は走水ではなく、少し手前の横須賀中心市街にあった。横浜 - 横須賀間が一級国道に指定された理由は、明治期以来の軍港であった横須賀が、国家戦略上において重要視されていたためである。
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