模型ブランドとしてのB-CLUB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/10 09:27 UTC 版)
「B-CLUB (模型雑誌)」の記事における「模型ブランドとしてのB-CLUB」の解説
設立当初は、必ずしもガンダム系のガレージキットを主力商品としていたわけではなく、ガレージキット業界全体として複製技術が未成熟でまだ精度を要するロボットもののガレージキットが敬遠されたこともあり、美少女フィギュアが多くラインナップされていた。「ΖMSV」でも百式改の改造パーツといったラインナップが多かった。また、初期のメカ関係ではこれら改造パーツや1/220ベースジャバーといった、廉価で通販でも購入しやすい小型の商品が多かった。 B-CLUBブランドでは『スケバン刑事』のフィギュアも発売されていたほか、レジン製ガレージキット以外にプリティーアイドルコレクションと銘打たれたソフトビニール製のドールも発売されている。これはバンダイの通常ラインで発売された「ラブリーギャルズコレクション」(ラインナップとしては『ダーティペア』と『魔法の天使クリィミーマミ ロング・グッドバイ』がある)の後続商品でもある。 他には、簡易インジェクション成型による『スケバン刑事』のヨーヨー(放映当時唯一のオフィシャルの商品)や『重戦機エルガイム』のバッシュのバスターランチャーのプラモデルもリリースされていた。 また初期にはフォウ・ムラサメやセイラ・マスのヌードフィギュアなど、およそ今では考えられない商品も発売されていた。 その後セーラームーンやアップルシードなど人気作品のガレージキットをリリースし、本誌が廃刊となった1998年以降も食玩、フィギュア、ガレージキットなど多岐に渡る分野の商品をてがけるブランドとなっている。近年ではポピーがB-CLUBブランドのガレージキットの販売を手がけていたが、バンダイナムコグループの再編の一環として、2007年3月1日付けでポピーがプレックスと合併したことに伴い、バンダイホビー事業部へ移管された。 2021年現在、B-CLUBブランド以外のガンダム系ガレージキットは、キャラホビでの当日版権のみ版権が許諾されている。そのため、原型を担当するガレージキットメーカーの持ち込みによる企画が殆どといえる。
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