構造系
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/18 05:44 UTC 版)
モータケース材料に当初は超高張力鋼HT-140が用いられていたが、23号機以降はS-310と同様にクロムモリブデン鋼が用いられている。尾翼は前縁がチタン合金、平行部はアルミハニカムをコアとしたGFRP/CFRPの積層を表板とするサンドイッチ構造が採用されており、軽量で耐熱性を有した構造となっている。科学観測機器がCFRP製のノーズフェアリング内に収納され、基本計器が底部の平行部に収納される。オプションとして基本計器とモータの間に姿勢制御モジュールや回収モジュールを搭載することが可能である。
※この「構造系」の解説は、「S-520ロケット」の解説の一部です。
「構造系」を含む「S-520ロケット」の記事については、「S-520ロケット」の概要を参照ください。
- 構造系のページへのリンク