構造と艤装
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 06:50 UTC 版)
前述のとおり戦列艦は多数の砲を搭載することを目的とした木造帆船である。しかし帆船の甲板上はマストや索具で占められているので、砲は少数しか搭載することが出来ない。そのため帆走軍艦は艦内に砲を設置し、船体側面にあけた砲門から射撃を行った。砲を搭載する甲板は砲列甲板(gundeck)と呼ばれ、一般に戦列艦の長さは砲列甲板の全長で表される。しかし砲門をあければ船体の強度は下がり、加えて発砲の衝撃に耐えることが要求されたため、戦列艦の舷側は非常に分厚い木材で造られた。 以下の節では各部の構造や装備品について説明する。
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