構造と自己調節
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/09 14:25 UTC 版)
「プロテインキナーゼ」の記事における「構造と自己調節」の解説
CaMキナーゼはN末端側の触媒ドメイン、調節ドメイン、および付随ドメインからなる。Ca2+/カルモジュリンがない場合には触媒ドメインは調節ドメイン(基質に似た配列を含む)による自己抑制を受けている。CaMキナーゼはいくつかの分子が会合してホモオリゴマーまたはヘテロオリゴマーになっている。Ca2+/カルモジュリンによって活性化されると、CaMキナーゼ分子は互いにリン酸化しあう。これには2つの効果がある: カルモジュリン複合体への親和性が増し、キナーゼ活性の持続時間が延長する カルモジュリン複合体が解離した後も活性化が持続し、さらに持続時間が延長する
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