構成失行
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/12 05:10 UTC 版)
頭頂葉の障害でおこると考えられており、左右で障害のパターンが異なるという説もある。操作の空間的形態が障害される行為障害と考えられている。かつては視覚性失行と言われていた。具体的には客体を用いた描画、平面的図形構成、立方体構成がうまくできない。誤りのバターンとしては歪み、線の増加、省略、保続、錯乱、大きさの変化、空間図形の平面化、逆転、回転などさまざまである。影絵の狐など指パターンの模倣もできないことが構成失行ではよく認められる。積み木を組み合わせて形をつくることができないといった症状も有名である。
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