楊過との愛と苦難
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/06 23:34 UTC 版)
18歳のとき、楊過(当時14歳)を弟子にとる。初期はまるで相手にしていなかったが、徐々に楊過と恋仲になった。しかし、欧陽鋒と楊過の修行中にとある行き違いがあり楊過と仲たがい。楊過の前から失踪してしまう。いったん離れたものの、英雄大宴で楊過と再会し、その場にいた楊過の義伯父・郭靖らに楊過と結婚したい旨を宣言する。しかし、世間知らずな小龍女は知らなかったが、武林では師匠と弟子は親子同然、つまり小龍女と楊過の恋は近親相姦にも等しいほどに人倫に反する行為で世間のつまはじき者にされると聞かされる。世間が認めなくても、一生を古墓で引きこもって楊過と二人っきりで生活するのならかまわないと考える小龍女であり、楊過もそれに賛成したのだが、「にぎやかなところが好きな楊過が一生引きこもって生活するなんてできるはずがない」と言われ、楊過のために身を引き、ふたたび失踪した。放浪の末に絶情谷で再会したが、公孫止により楊過と小龍女は情花の毒に冒されてしまう。楊過が右腕を失い、毒のせいで死にかけたりしながらもなんとか公孫止を倒すが、小龍女の毒だけは治療できなかった。楊過は「小龍女と一緒に死ぬ」と主張し、自身の治療を拒否していたが、小龍女は16年も経てば楊過も自分を追って自殺したりしなくなるだろうと考え、「16年後に再会しましょう」と書き残して姿を消した。
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