桃園_(池田市)とは? わかりやすく解説

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桃園 (池田市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/05 01:11 UTC 版)

日本 > 大阪府 > 池田市 > 桃園 (池田市)
桃園
桃園
桃園の位置
北緯34度49分5.1秒 東経135度25分5.4秒 / 北緯34.818083度 東経135.418167度 / 34.818083; 135.418167
日本
都道府県 大阪府
市町村 池田市
面積
 • 合計 0.410 km2
人口
(2017年)
 • 合計 1,424人
 • 密度 3,500人/km2
郵便番号
563-0045

桃園(ももぞの)は、大阪府池田市にある地名である[1][2]。一丁目から二丁目まである[3][2]。郵便番号は 563-0045 である[4]。当地域の人口は、2017年12月末時点で 1,424 人である(池田市市民生活部総合窓口課の資料による)[2]。面積は、2018年3月末時点で 0.410 平方キロメートルである(池田市市長公室広聴文書課の資料による)[2]

地理

池田市の南西部に位置する[3][5][6]。北部に一丁目があり、南部に二丁目がある[3]。北東は、室町と接しており、東は、姫室町と接している[3][6]。南は、神田四丁目と接しており、西は、兵庫県川西市と接している[3][6]

当地域のほぼ中央を、東西に市道満寿美猪名川線が通っている[7][3][6]。当地域の西端を猪名川が南流しており、河岸域には、猪名川運動公園が整備されている[8][3][6]。当地域の南西部を阪神高速11号池田線が通っている[3]。一丁目には住宅地域が広がっており、二丁目は大半が自動車メーカー、ダイハツ工業の工場によって占められている[6][9]。池田市の最西端は、桃園一丁目3427番地先である[2]。当地域は、池田市立呉服小学校および池田市立池田中学校の校区に含まれる[10]

歴史

1921年(大正10年)、地名の変更が行われ、内開、極庵、西川原、中川原が桃園となる[11]昭和期の初期の頃まで、当地域には、畑作・水田地帯が広がっており、モモイチゴの畑の他、菜の花の畑などが存在した[9]。桃園の地名は、モモが多く栽培されていたことに由来するという説がある[11]。1936年(昭和11年)、葬祭場が桃園町1181番地に開設される[12]。1937年(昭和12年)に日中戦争が開始されると、自動車のニーズが高まったため、1939年(昭和14年)にダイハツ工業の池田工場が操業を開始した[9]。1944年(昭和19年)、桃園に周辺の地域が編入され、桃園町が制定された[11]

1949年(昭和24年)、桃園塵芥焼却場が開設される[12]。1950年(昭和25年)9月、週刊『池田新聞』が創刊される[13]。1963年(昭和38年)10月、ダイハツ工業の教育センターが設立される[14]。1966年(昭和41年)12月1日、桃園町と神田町の各一部が、桃園一丁目、二丁目に変更される[15][16]。1969年(昭和44年)、猪名川運動公園が開設される[17]。1980年(昭和55年)6月、桃園会館が一丁目に開設される[18]。1998年(平成10年)、桃園公園が一丁目に開設される[17]

施設

脚注

  1. ^ 『池田歴史散歩 地名と文化財』 1999, p. 89.
  2. ^ a b c d e f g h i j 池田市統計書 平成30年版”. 池田市. 2020年2月1日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g h 『都市地図 大阪府 池田市』 2015.
  4. ^ 郵便番号・住所”. 日本郵便. 2025年2月5日閲覧。
  5. ^ 池田市全図”. 大阪の住まい活性化フォーラム. 2020年2月1日閲覧。
  6. ^ a b c d e f 『角川日本地名大辞典 27 大阪府』 1983, p. 1426.
  7. ^ 参考図面等”. 池田市. 2020年2月1日閲覧。
  8. ^ 川の通信簿 猪名川運動公園”. 国土交通省近畿地方整備局. 2020年2月1日閲覧。
  9. ^ a b c 『池田歴史散歩 地名と文化財』 1999, p. 90.
  10. ^ 市立学校通学区域表”. 池田市. 2020年2月1日閲覧。
    通学区域図”. 池田市. 2020年2月1日閲覧。
  11. ^ a b c 『池田歴史散歩 地名と文化財』 1999, p. 91.
  12. ^ a b 『新修 池田市史 現代編』 2011, p. 470.
  13. ^ 『新修 池田市史 現代編』 2011, p. 230.
  14. ^ 『新修 池田市史 現代編』 2011, p. 341.
  15. ^ 『新修 池田市史 現代編』 2011, p. 564.
  16. ^ 『角川日本地名大辞典 27 大阪府』 1983, p. 1206.
  17. ^ a b 『新修 池田市史 現代編』 2011, p. 764.
  18. ^ 『新修 池田市史 現代編』 2011, p. 589.
  19. ^ 業務センター”. 池田市. 2020年2月1日閲覧。
  20. ^ クリーンセンター”. 池田市. 2020年2月1日閲覧。
  21. ^ 葬祭場”. 池田市. 2020年2月1日閲覧。
  22. ^ a b 子育て公園マップ”. 池田市. 2020年2月1日閲覧。
    F地区(桃園、神田、宇保町)”. 池田市. 2020年2月1日閲覧。

参考文献

  • 『都市地図 大阪府 池田市』昭文社、2015年2月。ISBN 978-4-398-97735-9 
  • 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 (編)『角川日本地名大辞典 27 大阪府』角川書店、1983年10月。ISBN 978-4-04-001270-4 
  • 室田卓雄『池田歴史散歩 地名と文化財』いけだ市民文化振興財団、1999年8月。 
  • 池田市史編纂委員会(編集)『新修 池田市史 第4巻 現代編』池田市、2011年3月31日。 

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