株価換算係数方式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/30 06:38 UTC 版)
日経平均株価=Σ(株価×株価換算係数)÷除数 多くの株価指数は時価総額加重平均型株価指数の浮動株基準株価指数となっており、浮動株の時価総額で重み付けをして、株価指数を計算している。それに対して、日経平均株価は 2005年6月~2021年10月 - みなし額面で換算した株価の平均 2021年10月より - 株価×株価換算係数の平均 となっている。 株価換算係数は、以下のように決める。 新規採用銘柄は、基本は 1.0 とし、1.0 とすると株価合計の1%を超えている場合は、1% を下回るように株価換算係数を決め、株価換算係数が 0.1 の倍数になるように小数点第2位以下を切り捨てる。 2021年10月より前に採用された銘柄は、50円÷みなし額面とする。例えばソフトバンクグループは 6.0 になる。 2021年10月より前に採用された銘柄の比重は変わっておらず、一部の銘柄は比率が高いままである。 ウェイトの高い銘柄上位10位銘柄ウェイト累計東京エレクトロン8.12% 8.12% ファーストリテイリング8.00% 16.12% ソフトバンクグループ3.99% 20.12% ダイキン工業3.20% 23.31% ファナック2.99% 26.30% アドバンテスト2.67% 28.97% リクルートホールディングス2.56% 31.53% KDDI2.47% 34.00% 信越化学工業2.44% 36.45% テルモ2.38% 38.83% 2021年末現在。累計は上位を順番に足したもの。 除数は銘柄入れ替え時に連続性を保つように更新する。 翌日の除数=当日の除数×Σ翌日構成銘柄の翌日用基準価格÷Σ当日構成銘柄の当日終値採用価格
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