株価暴落の影響
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/20 03:51 UTC 版)
スターリン暴落の翌日、1953年3月6日には日経平均株価は急反発、戦後8番目である6.31%の上昇率を記録し361円88銭まで値を戻した。しかし、3月5日の暴落をきっかけに日本では株投資ブームが終わり、株価は徐々に低迷し始めた。1953年3月30日には戦後8番目の下落率6.73%を記録し318円96銭をつけ、1953年4月には295円まで株価を下げた。1953年4月16日には戦後7番目の6.41%の上昇率を記録し355円03銭まで値を戻したが、1953年5月21日 - 6月3日には12営業日連続で株価が続落した。これは当時2番目の長さで、2008年10月現在戦後3番目の長さである。この間の下落率は8.29%(350円15銭から321円79銭)であった。 1953年7月27日には朝鮮戦争の停戦が宣言されると、日本経済は朝鮮特需が終結し、反動による不況期に突入した。この不況期を経て、日本は神武景気に突入する。
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