栄養学的に見た人肉食
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/20 17:53 UTC 版)
「カニバリズム」の記事における「栄養学的に見た人肉食」の解説
人肉の栄養価は、旧石器時代の人々が食べていた他の動物と比較して高くないことが2017年4月6日に『サイエンティフィック・リポーツ』で発表された。論文著者であるブライトン大学のジェームズ・コールは「ほかの動物に比べて、ヒトは栄養学的に優れた食品ではありません」と語っており、コールの推定値によると、イノシシやビーバーの筋肉は1kgあたり4000kcalあるが、現代人の筋肉は1300kcalしかないという。この研究によって、コールは2018年のイグノーベル栄養学賞を受賞した。
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