栄之尾温泉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/06 00:45 UTC 版)
1744年(延享元年)、安藤仲兵衛国広によって発見された。『三国名勝図会』には、硫黄谷温泉と同じく打たせ湯の設備を持っており効能も似ているが、湯の性質は穏やかであり症状に応じて選ぶことを勧める記述がある。1861年(文久元年)、当時の薩摩藩藩主島津忠義の避暑地として利用された。1866年には坂本龍馬・お龍夫妻が訪れ、これが日本最初の新婚旅行とされている。渓谷に湧く温泉は現在、林田温泉にあるホテルの露天風呂「緑渓湯苑」として利用されている。なお標高800mの山中にある寒冷地であるため、冬季は閉鎖される。
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